10月9日、保健省疾病予防局は北部・東北部の大規模洪水をうけ、洪水に伴う感染症に関する注意を呼びかけている。
同局によると、動物の排泄物などから人間に感染するレプトスピラ症感染者が2926人(29人死亡)、土や天然水源から感染する類鼻疽(メリオイドーシス)感染者が2881人(90人死亡)を記録しており、洪水により感染者数の増加傾向がみられているという。
また、インフルエンザは53万2990人(39人死亡)、RSウイルス感染症による肺炎は5012人、デング熱は8万4434人(84人死亡)の感染が確認されている。これらの感染症の症状がある場合は直ちに医師へ相談してほしいとのこと。(10月9日=タイPBS)