東北部ルーイ県プールアン野生動物保護区域内の岩場で11月3日、動物捕獲用のくくり罠にかかった野生の象が死体で発見された。
タイ国立公園・野生動物・植物保全局(DNP)が調査した発表によると、死亡した象はオスで死後2週間が経過していたとみられている。象の鼻が罠にかかったことが死亡につながったと考えられるが、正確な死因に関してはさらなる解剖が必要とのこと。
また、象を狙った罠ではないと推測されているが、保護区域での狩猟行為は厳しく禁止されているため、警察と協力して犯人の捜索を急いでいるという。(11月4日=マティション)