バンコク都議会は11月1日、都内での犬・猫の飼育は居住スペースによって飼育数の制限を設け、マイクロチップによる個体登録を義務化する法案を承認した。官報掲載の360日後に適用される予定。
新規定では、20㎡以上のユニット部屋は2匹まで、80㎡(20平方ワー)未満の一軒家は2匹まで、200㎡(50平方ワー)未満の一軒家は3匹まで、100㎡(400平方ワー)未満の一軒家は4匹まで、100㎡(400平方ワー)以上の一軒家は6匹までの犬・猫が飼育可能となる。
バンコク都によると、今回の改定は近隣住民への危険や迷惑の減少、動物虐待や病気の発生・蔓延の防止を目的としており、バンコクで活動している「The Voice」、「Soi Dog Foundation」、「SOS Animal Thailand」などの動物保護団体との共同作業により提案された新法案だという。違反した場合は公衆衛生法によって法的措置が行われる。(11月3日=タイPBS)