11月13日、タイ保健省がバンコク都の公立学校で百日咳(Pertussis)の集団感染が確認されていると発表し、警戒を呼びかけている。
パトゥムワン区サーティット・パトゥムワン学校では9月16日〜10月25日に5人、11月4〜8日に行われた全校検査で高1〜3の生徒20人が感染していたという。そのため、同校では11月13日から2週間の臨時休校となった。
百日咳は痙攣性の咳発作を特徴とする呼吸器感染症。1歳以下の乳児や呼吸器疾患患者は重症化しやすく、死亡するケースもあるという。重症化する可能性が高い者に対してはワクチンの再接種を呼びかけている。
タイでは百日咳ワクチンは生後2カ月から接種でき、10〜12歳以降は任意で再接種できるとのこと。(11月13日=ターン・セータキット)
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