12月2日、バンコク都がクロントゥーイ区ラマ4世通りのラオマーケットの完全撤去作業を行った。
今回の撤去は同エリアの環境改善を目的として実施。約300mある歩道の敷設と、バス停の移設が計画されている。営業していた91店舗のほとんどはクロントゥーイマーケット2へ移転するという。
ラオマーケットはタイ東北部の鶏肉や魚、野菜などの食材を販売する生鮮市場で、ラマ4世通りの一部区間の歩道全体を占拠していた。2005年に一時的な販売許可を取っており2018年に猶予期間が切れたが、コロナの影響で営業許可の延長措置がとられていたという。(12月2日=マティション)