バンコク都内で大気汚染が深刻に
セター首相がPM2.5対策を強化

セター首相は12月13日、現在一段と深刻化しているPM2.5による大気汚染について、対策を強化していく必要があると言及した。

12月15日午前7時のバンコク都内のPM2.5濃度は、ノンケム区(48.5 µg/m3)、ポムプラーブサトリーパーイ区(40.9 µg/m3)、プラウェート区(40.3 µg/m3)など9地域で基準値(35 µg/m3)を越えており、危険なレベルの大気汚染が確認されている。
セター首相はこの問題について、国内での野焼き対策はすでに実施しており、北部チェンマイ県では啓蒙活動に力を入れるとともに野焼き防止を促しているという。

また、野焼きを行った農家の農作物と判明した場合は、それを取り扱う会社から特殊税金を徴収することも視野に入れている。「例えば、ある会社がラオスから輸入したトウモロコシが、野焼きを行った農家の生産品だった場合、その輸入会社などに課税し、そのお金を山火事や野焼き防止対策措置に利用する」などの対策例を挙げた。

(12月13日=マネージャーオンライン)
https://mgronline.com/politics/detail/9660000111604

 

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