12月18日、入国管理局執行部が東部チョンブリー県パタヤ市の高級住宅で逮捕された日本人特殊詐欺グループについての会見を行った。
警察によると、日本大使館の協力情報提供で16日にパタヤの住宅2カ所を同時捜査し、20代から40代の日本人の男5人(2人監視役、3人かけ子役)の身柄を拘束。そのうち1人は日本の元暴力団員だという。
同詐欺グループは公務員などを装って日本国内にいる高齢者に電話をかけ、医療費の還付金が受け取れるなどと話し、お金をだまし取っていたとされる。被害金額は多いときで一日最大2,400万円にも及び、被害総額は約12億円にのぼるとみられている。
また、押収されたタブレットや携帯電話端末には、日本人約5万人分の個人情報が記載されたリスト、詐欺のマニュアル方法などが保存されていたという。
(12月19日=タイラット)
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