西部ラーチャブリー県で12月13日、タイ国立公園・野生動物・植物保全局(DNP)職員が高級住宅を調査し、密輸された中南米原産の動物を飼育していたとして住人の男を摘発した。
当局の発表によると、小型霊長類のタマリンやマーモセット、爬虫類のアルダブラゾウガメ、鳥類のヨウム、オオハシなど50匹以上が押収され、うち2種(ワタボウシタマリン、ヨウム)はワシントン条約附属書I(輸出入禁止の絶滅危惧種)に認定されているという。合計市場価格は300万B以上だと推定されている。
家主の男によると、自分はFacebookグループから動物を購入し、飼育許可は取っていなかったとのこと。(12月13日=マティション)