1月2日、バンコク都スクンビット通りソイ24の某ホテルで重さ2kgの金塊取引が行われ、タイ人の業者が黒人の男2人に9万米ドルを騙し取られる事件が発生した。
金の取引を行った業者によると、男らから相場より安い「外国から持ち込まれた金」の取引依頼を受けたという。9万米ドル(約300万B)の現金を封筒に入れて用意したところ、業者の男性が電話で話している最中に犯人が封筒の中身を偽札に取り替えたと証言。その後、男2人は「パスポートを忘れたから取りに行く」と伝え、ホテルから逃亡した。
犯人はリベリア人の男2人(32歳・50歳)で、5日にバンナー区の宿泊施設で逮捕されたが、騙し取ったお金はすでに国外に送金したと供述している。(1月5日=マティション)