東北部で男が死亡
低体温症によると凍死か

1月12日、東北部ナコーンラーチャシーマー県で男性の遺体が発見された。警察によると、男性は胸の前で両腕を組んでいる状態で発見され、長袖・長ズボンを着用していたが毛布などはかかっておらず、気温低下による低体温症で死亡したのではないかとみられている。遺体発見時の気温は12℃だった。


遺族によると、男性は11日の深夜に外出したが、朝まで戻らなかったため近所を探していると男性の遺体を発見したという。また、男性に持病はなかったが、冷え対策にアルコール飲料を大量に飲んでいたと供述している。

専門家は、冷え対策でアルコールを飲むのは逆効果だと説明。アルコールを飲むことにより皮膚の血管が拡張され、血流が循環しやすくなり一時的な体温上昇が体感できるが、血管の拡張で体から熱が外気へ逃げてしまい、低体温症を発症しやすくなるという。また、酩酊状態により身体の制御ができず、夜間の寒さで凍死に繋がることもあるとのこと。(1月13日=タイPBS)

 

 

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