東北部ナコーンラーチャシーマー県カオヤイ国立公園の境界から、10kmほど離れたドンパヤーイェン森林地帯のカオローイ山などで大規模な山火事が発生。1月3日から山火事は続いていたが、11日にようやく火災がおさまり、完全鎮火に向けて消火活動が続けられているという。
消火活動にあたったタイ国立公園・野生動物・植物保全局(DNP)によると、被災エリアは1700ライ(約2.7㎢)にも及ぶとのこと。火災の原因は調査中だが、乾季に伴う自然発生の山火事の他、現場では狩猟道具も発見されたため、密猟の一環で密猟者が火をつけた可能性もあるという。(1月12日=マティション)