1月19日、警察中央捜査部(CIB)が中部サムットプラーカーン県にある倉庫を調査し、中国から違法輸入された蚊取り線香を押収した。
警察によると、押収されたのは「老君(Laojan)」というブランド名が記されている中国製の蚊取り線香で、タイ語の商品表示がなくタイ食品・医薬品委員会(FDA)の承認を得ていなかったことが判明したという。同商品は2023年から密輸されていた。FDAによると、中国から密輸された蚊取り線香には人体に影響のあるピレスロイド、メペルフルスリン、ダイミフルスリンなどの有害成分が配合されており、長時間吸引すると頭痛、吐き気、痙攣などを発症させることもあるため、購入する際によく確認するよう呼びかけている。(1月19日=マティション)