タイ国立公園・野生動物・植物保全局(DNP)などは1月22日、野生動物密輸組織の逮捕について会見を行った。
DNPによると、1月21日に中部ノンタブリー県の民家で密輸されたタイ原産・原産でない野生動物17匹を発見し、タイ人の男3人(63歳、43歳、28歳)が逮捕されたという。押収された動物はタイ保護動物のテナガザル2種類3匹、ワシントン条約規制対象のオランウータン3匹、レッサーパンダ2匹などで、市場価格は推定で合計1,000万B以上。警察の捜査によると、動物は原産国等からタイ南部に密入国され、タイを経由して外国へ密輸する予定だったとみられている。(1月22日=マティション)