特殊詐欺対策として
ミャンマーへの電力供給などを停止

タイ政府はミャンマーを拠点とする特殊詐欺組織への対策として、2月5日にタイからミャンマーへの電力・ガソリン・インターネット回線の供給を停止する措置を実行した。

内務省のアヌティン大臣によると、地方配電公社(PEA)によるミャンマーへの電力供給の停止は5カ所のハブ施設で行われ、ミャンマーのミャワディ、パヤトンズ、タチレクに影響しているという。停止した電力供給は20.37MWに相当し、1カ月あたり5,000万Bの損失が見込まれている。国防省の発表によると、タイでは年間50万件以上の特殊詐欺事件が発生し、年間平均被害額680億B以上の被害損失が確認されていることから実行に至ったという。(2月5日=タイPBS)
 

 

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