南部ナコーンシータンマラート県の某銀行で3月10日、銀行スタッフの女(55歳)が顧客の口座から合計800万Bを自分の口座に不正送金したことが発覚し逮捕された。
調べによると、女は3月8日に顧客の口座から別の口座に2回(各400万B)にわたり送金。その後に100万B分の送金小切手を購入し、女は自分の口座に送金したとみられている。銀行支店のマネージャーが顧客口座の金の奇妙な動きに気付き、女が犯人だと突き止め警察に通報したという。
犯人の女は同僚から承認キーを盗んで犯行に及んだと認め、「夫と離婚したことで生活に困っており、盗んだお金は車の購入や子どもの留学費用などに使う予定だった」と供述している。(3月11日=CH7)