東南アジアを拠点とする特殊詐欺組織
リーダー格の日本人の男を逮捕

3月20日、タイ国家警察本部が特殊詐欺グループのリーダーとみられる日本人の男(46歳)を逮捕した件について会見を行った。

逮捕された男は、日本で暴行、横領、窃盗の容疑で逮捕状が発行されており、タイでの滞在許可取り消しの要請があったという。タイ入国管理局執行部は日本大使館からの報告を受け、男の捜索を開始。3月13日にバンコク都サトーンの高級住宅街で男を逮捕し、法的措置を行った後に日本へ強制送還するとみられている。

警察の捜査によると、男は日本の暴力団組織の元メンバーで、カンボジアやベトナムなど東南アジアを拠点としたコールセンター特殊詐欺グループのリーダー格とみられ、タイにも複数回入国していたという。

また、男は2024年にタイで高額な美術品の取引を行う「Last Samurai Japan」という法人を設立し、美術品の取引を通じて資金洗浄に関与して疑いも浮上している。男の仮想通貨ウォレットには約3,000万B相当の仮想通貨が確認されており、警察は引き続き捜査を進めている。

(3月20日=カオソッド)
https://www.khaosod.co.th/breaking-news/news_9681562

 

 

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