3月22日、バンコク都にある商業施設「MBKセンター」で、学生間の抗争が勃発し、警備員含む6人が負傷した。
調べによると、午後7時頃にパトゥムワン工科大学とラーチャモンコン工科大学ウテンタワイキャンパスに通う学生ら約20人が、MBKセンター施設内で乱闘騒ぎを起こし、そのうち2人がナイフに刺され重傷を負った。その後、乱闘に参加した4人は逮捕されたが、その他の学生は現場から逃走したという。
後日、MBKセンターから日本語を含む複数言語での謝罪文が公開され、抗争による負傷者は6人で直ちに病院へ搬送されたとのこと。また、拳銃の携帯の目撃情報もあったが、発砲された証拠は確認できなかったという。
高等教育・科学・研究・イノベーション省のスパマート大臣はこの件に対して、「大衆に対する脅威を及ぼす行為は容認できる事態ではない」と重く見ており、同省が調査にあたり2校に対する処罰を下し、長期的な対策を講じていくと表明している。
(3月23日=マティション)
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