3月15日、タイ保健省が学校の暑季休み期間における子どもの水難事故に警鐘を鳴らした。
保健省によると、2024年3月〜5月の3カ月で全国の子ども(14歳までの未成年)173人が水遊び中に溺死したと記録しており、1日に約2人が死亡したという計算になる。
また、昨年の子どもが溺死した統計では年齢層別で最多が「10〜14歳」の39.3%、続いて「5〜9歳」の32.4%、「0〜4歳」の28.3%。溺死事故が最も多かった場所は「農業用および自然発生水場(貯水池・運河・川など)」の72.3%。
暑さを和らげるために子どもが水遊びをする機会が多くなることから、保護者に対して子どもから目を離さないよう呼びかけている。(3月15日=バンコクビズ)