9億B相当の密輸麻薬摘発
ターク県水路国境緊急閉鎖へ

タイ薬物統制委員会事務局(ONCB)等が3月24日、末端価格9億B相当の密輸麻薬摘発に関する会見を行った。


ONCBによると、情報筋から3月21日に西部ターク県のミャンマー国境から大量の麻薬が密輸されるという報告を受け、密輸に使われたトラックを中部ナコーンサワン県まで追跡し、雇われたタイ人運転手の男2人(38歳、26歳)の逮捕にあたったという。

トラックのコンテナからはアンフェタミン(ヤーバー)1800万錠、結晶型覚せい剤(アイス)750kg、ケタミン300kgなど末端価格合計9億B以上の麻薬が発見された。麻薬はコンテナの一番奥に詰め込まれ、金属のパーティションで隠すなどして偽装し、入国検問所を通過したとみられている。

逮捕された男2人は取り調べで、「密輸された麻薬は中部にある倉庫に運ばれた後、首都圏各所に流通する予定だった」と供述。

国境警備隊はこの件を受け、調査のためにターク県メーソート市の全水路国境(59カ所の船着場)を緊急閉鎖した。(3月24日=マネージャーオンライン)

 

 

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