3月29日、災害防止軽減局本部で28日に発生したミャンマー地震についてのフォローアップ会議が行われ、ペートンタン首相も出席した。
首相は「地震速報に関するSMS通知が遅いこと」を同局に詰問し、国家放送通信委員会(NBTC)との連携を批判している。同局によると、地震に関するSMS送信はNBTCの許可を得てから送信が可能だという。地震が発生した1時間後から20万件(番号)ずつ複数回SMSを送信したが、送信できなかった番号が多かったと認めた。
これを受け、セルフブロードキャストサービス(CBS:日本などで導入されている災害や安全に関する情報を携帯端末に一斉受信できる緊急警報システム)の実施に拍車がかかり、今年6〜7月頃に実装できると見込まれている。(3月30日=マティション)