新型コロナウイルス感染者が急増する中、タマサート病院が23日、感染者用の仮設病棟を設置したと発表した。
タマサート大学のケシニー大学総長によれば「感染者が増加している現状の中、いずれ病院が足りなくなるとタイ保健省から聞いていた。この状況をサポートしたくて仮設病棟を設置することになった」という。
また、タマサート大学のパルハット院長によれば、仮設病棟はタマサート大学の後方にある「 Dluxx Thammasat」寮の14階。監視カメラを設定し、感染者のための医療システムや薬、医師と看護婦をタマサート病院が準備する。しかし、感染者がさらに増えた場合には、他の病院からのサポートが必要だという。
同仮設病棟はタマサート病院が、シリラート病院、ラマティボディ病院、チュラロンコーン病院、ワチラ病院の5つの病院と協力し、308床のベッドが設置され、3月25日から感染者の受け入れを開始予定。医師と看護婦の人員が整えば、308人以上の治療が可能だという。
(バンコクビズ)
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