8日、タイ保健省疾病予防局のスワンチャイ局長によると、タイから帰国した韓国人が陽性だったとの報告を受けた。
同感染者の男性(54)は、3月16日からバンコク都内ワントーンラーン区に居住していたことがあり、4日午前7時に大韓航空機で韓国へ帰国した。到着後、PCR検査を受けたところ5日に陽性の結果が出たという。
なお、タイ保健省は国際保健規則(IHR 2005)の基準に従って感染防止対策を行なっているため、国際間をまたぐ形で感染者が発生した場合等、すぐに調査を開始できる。現在、在タイ韓国大使館を含め、入国管理局やデパート、交通機関等、同感染者の足跡を調査中。