運輸省は、バンコク首都圏の都市鉄道レッドラインを北側に延伸する計画について、2022年の入札実施と着工に向けて準備を進めていることを明らかにした。
バンコク北郊パトゥムタニ県ランシットから中部アユタヤ県まで延伸する計画。事業費は426億1,000万Bを見込む。
タイ国鉄(SRT)が2事業を計画。バンコク都内のバンスー駅を基点に北に伸びるダークレッドラインの終点を、まずランシット駅から国立タマサート大学駅まで8.5キロメートル延伸する。事業費は65億7,000万B。22年に建設業者を決める入札を実施し、同年12月の着工と25年12月の開業を目指す。
次に、同大学駅からアユタヤ駅まで31.2キロメートル延伸する。事業費は229億7,100万B。30年10月の開業を予定している。また、アユタヤ駅から同県内のバーンパーチー駅まで19.7キロメートル延伸させることも計画に含めており、事業費は130億6,900万B。34年10月の開業を見込んでいる。
(亜州ビジネス)
https://ashu-aseanstatistics.com/news/601186-9941801460