利用客減のため、国内のホテル隔離施設(ASQ)の60%がHOSPITEL申請へ

タイホテル協会のマーリサー会長の談話によると、海外からの帰国者・入国者が激減していることから、国内のホテル隔離施設(ASQ)の60%がHOSPITEL(病院として使用されるホテル)としての申請を行った。

現在、国内にはホテル隔離施設(ASQ)が137カ所あり、その合計部屋数は1800室。

HOSPITELとして利用されるホテルは政府から支援金を受けとれるため、激減している売上げを補完し収益化を図れるチャンスだとしている。

HOSPITELとして機能するには、近隣の病院と密接に連携を図るなど、タイ保健省が定めた基準をクリアしなければならない。比較的軽い症状の新型コロナウイルス感染者が増加傾向にある現在、HOSPITELの需要が増加するだろうという見込みから、このような申請に踏み切ったという。

なお、現在、タイ保健省の基準を満たしたHOSPITELは国内に34カ所。合計ベッド数は7200。

(ターン・セータッギット)
https://www.thansettakij.com/content/covid_19/476691

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