保健省は28日、高齢者や基礎疾患がある人を対象に、5月1日から、新型コロナウイルスワクチンの接種予約受け付けを開始すると発表した。予約はLINEの専用アプリを使うか、病院などに連絡して行う。
対象は60歳以上の高齢者1170万人と、心臓病、がん、糖尿病、重度の肥満などの基礎疾患がある人約430万人。6月7日から7月31日に接種を行う方針だ。
政府がこれまでに調達した新型コロナワクチンは中国・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製250万回分、英アストラゼネカ製11万7000回分で、医療関係者らを対象に、2月28日にシノバック、3月16日にアストラゼネカのワクチンの接種を開始した。4月27日までに103万8960人が1回の、24万753人が2回の接種を受けた。
政府は今後、5月中にシノバックのワクチン100万回分を輸入するほか、タイ王室傘下の製薬会社の工場でアストラゼネカのワクチンを国内生産し、6月に供給を開始、年内に6100万回分供給する計画だ。他のメーカーからも調達を進め、年内に5000万人分のワクチン確保を目指す。
(newsclip)
http://www.newsclip.be/article/2021/04/29/44551.html
バンコク都 – 4月の新規感染者数
※( )内はタイ全体の新規感染者数