政府の経済状況管理センター(CESA)は4日、プラユット首相を委員長とする会議で、新型コロナウイルスワクチンを接種した外国人観光客を隔離期間なしで受け入れる「プーケット・サンドボックス」を承認した。
新型コロナ対策本部(CCSA)と閣議の承認を経て、来月1日から南部プーケットで実施する。
入国後14日間は行動範囲をプーケット島内に制限する。
当初は滞在7日間で他県への移動を許可する計画だったが、感染状況を注視するため、14日間に拡大した。
8月以降に7日間に短縮することを視野に入れている。
プーケット・サンドボックスが順調に進んだ場合、10月1日から対象地域をバンコクや北部チェンマイなど10都県に拡大する方針。ワクチン接種が条件となるものの、来年1月からは全国で隔離期間なしの受け入れ再開を計画している。
(亜州ビジネス)
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