20日、COVID-19問題解決センター(CCSA)が公認したブータン王国とのワクチン交換計画に従って、ブータン王国からアストラゼネカ製ワクチン15万回接種分がスワンナプーム国際空港に到着した。
保健省医療科学局による品質検査の後、8月中に各地の60歳以上の高齢者、妊娠12週以上の妊婦、及び7つの基礎疾患保有者を優先に接種する予定。
ワクチンが不足しているタイは、アストラゼネカ製のコロナワクチン15万回分を貸与してもらえないかブータン政府に要請していた。一方、人口100万人に満たないブータンでは、3月にワクチン接種を開始し、すでに100万回以上分の接種を終えている。
なお、借りた15万回分の英アストラゼネカ製ワクチンは今年末、ブータン王国に返す予定。