ワクチン接種で入国時隔離なし、バンコク、10月15日以降に延期

新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませた国外からの来訪者をタイ入国時の14日間の検疫隔離なしで受け入れるプログラムについて、バンコク都は当初予定の10月1日開始を見送り、10月15日始動を目指す。

ピパット観光スポーツ相とアサウィン・バンコク都知事が15日に協議し、開始の条件としていた都民の7割以上への新型コロナワクチンの2度接種が実現できていないことから、延期を決めた。

ピパット観光スポーツ相はフェイスブックへの投稿で、都知事や保健省、各方面の事業者と定期的に会合を開き、15日の開始を目指し調整を急ぐ考えを示した。

政府は入国・帰国時にホテルなどでの検疫隔離を義務付けているが、基幹産業であるインバウンド観光の復活を目指し、新型コロナワクチンの接種が完了した外国人旅行者を検疫隔離なしで受け入れるプログラムを7月1日に南部プーケット県で開始(プログラム名「プーケット・サンドボックス」)。これまでに南部スラタニ県(サムイ島、パンガン島、タオ島)、クラビ県(ピーピー島など)、パンガー県(カオラックなど)などに拡大した。

10月1日からは、バンコク、北部チェンマイ県(チェンマイ市など)、東部チョンブリー県(パタヤ市など)などで同様のプログラムを開始する予定だった。

(newsclip)
http://www.newsclip.be/article/2021/09/16/45373.html

 

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