5日、金子農相がタイを訪問し、バンコク都タイ農業・協同組合省館で同省のチャルームチャイ大臣と面談。タイの輸出支援、両国の持続可能な食品生産システムの改革、およびスマート農業の技術支援などについて会談が行われた。
輸出支援について、両国の連携強化の具体的な計画として、タイからはオレンジおよびマンゴスチンの輸出拡大を支援し、2022年中に適用することを目標としている。また、日本からは輸出枠の拡大と日本食のさらなる普及を目指す。
持続可能な食品生産システム改革については、バイオ・循環型・グリーン(BCG)経済モデルを基に、2030年までに改革成功を目標としており、経験・技術の共有を約束した。
また、スマート農業の技術支援に関して、タイの農業技術を強化するために、日本とロボット農業技術などを共有し、日系企業とタイ農業・協同組合省との連携を強化していくという。
(5日=バンコクビズ)
https://www.bangkokbiznews.com/news/1002600