財務省のアーコム大臣は13日、同日行われたに軽油減税ついての閣議の詳細を発表。軽油の物品税を5B引き下げる処置を11月20日まで2カ月間延長すると決めた。
政府は、今年2月から軽油物品税の減税を開始。5月20日までの3カ月間は3B引き下げ、同月21日以降は引き下げ額を5Bに拡大した。当初は7月20日までの予定だったが、同月の閣議で9月20日まで2カ月延長することを決めていた。今回は再延長となる。
また、発電用の軽油と重油の免税に関しては2023年3月15日まで6カ月の延長も決定された。
同時に家庭の電気料金を9〜12月の間、割り引くことも決定。同期の電気料金が過去最高水準に上昇したことを受け、消費者の負担を軽減する。1カ月の使用量が500キロワット時(kWh)以下の家庭を対象とし、2147万人が恩恵を受ける見通し。4カ月間で91億2,841万バーツが減額されると見込む。使用量が少ないほど割引率が高くなり、最大で約2割の引き下げとなる。
(13日=タイPBS)
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