世界銀行は5日、タイにおける貧富の格差に関する調査を明らかにした。
調査によると、経済規模がASEANの中で2番目に大きいタイは、2018年に貧乏率(1日1.90ドル未満で生活する人の比率)が9.8%と、15年に比べて7.2ポイント上昇。貧困者数は670万人に上り、15年よりも485万人増えている。また、全国77都県のうち、61の自治体で貧困率が高まっているという。
世界銀行は「この20年間、ASEAN諸国の中で最も貧困層の拡大が著しいのはタイ」と指摘している。(マティション)
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