テスコ・ロータスやビッグCなどで食料品などの生活必需品が買い占められる現象が起きている。新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大に伴い、日常生活に不安を抱く消費者が買い溜めに走っているようだ。
ビッグCサパーンクワーイ店のスタッフによると、13日頃から陳列棚の商品が減り始めたという。米や卵、缶詰、インスタント麺、水などの食料品をはじめ、トイレットペーパー、洗濯洗剤といった日用品が買い占められ、商品不足が続いている。
陳列棚に商品を追加してもすぐに品薄となり、ショッピングカートが不足したり、支払レジに長蛇の列ができたりしているもよう。
食品メーカーは消費者に対し、「国内の食品生産力は需要に応えられる水準にあるので、パニックを起こして買い溜めに走らないようにして欲しい」とメッセージを送っている。
(タイラット)
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