タイでのファビピラビル錠の製造 2021年末からと予想

11日、タイ政府薬事機構の薬剤師のナンタカーン氏によると、同機構では新型コロナウイルス治療薬を開発するために、3月中旬からファビピラビルの効果を研究していると語った。また、新型コロナウイルス感染は今後1〜2年間続くと予想しているという。
 
タイ政府薬事機構は、すでに日本と中国から輸入したファビピラビルを元に、原料化合物や製造面における開発・研究を行い、オリジナルの薬に比較した効果を確認している。継続的な情報収集や、国内で十分に利用できるファビピラビルの利用管理方法を構築するのには、約1年かかると予想。
 
また、同機構はタイ国立科学技術開発庁に支援金428万Bを拠出して、原料化合物に関する研究開発を協力要請する。これを3〜6カ月以内に済ませることができれば、2021年末にはファビピラビルを製造開始できると予想している。
(デイリーニュース)
 

 
https://www.dailynews.co.th/politics/773878

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