タタヤ設計
内装等設計・施工監修
効率性+“ヒトの気持ち”
オフィスでストレスなしの関係を
人生の半分をタイで過ごしているという同社代表の山下氏。タイ屈指の名門私立大学アサンプション大学建築学部を卒業。細かなニュアンスにおいても通訳や人を介さず、直接タイ人スタッフと意思疎通できるのが強みだ。 「オフィス構築は動線も大事ですが、ストレスのない人間関係を築けるスペースかどうかも大切です。小規模オフィスでは、人や物との物理的距離が近いので、それぞれが集中できるスペース確保を。中規模オフィスは雑多になりがちですが、物が整頓され人が動きやすく、洗練された空間など、働く人の気持ちを第一に考えるよう施工スタッフにも伝えています。設計と現場の到達点が一致していることが重要なんです」(同氏)。
同社は、2016年末にナタヤ夫人と創業。ナタヤ氏はバンコクの欧米系大手不動産会社での勤務経験から、賃貸関連の相場観に強い。「固定費である家賃(予算)、予定している業務、必要な広さや設備などをお伺いし、物件の検討段階からお手伝いします。費用を抑えつつ効率的な業務に繋がるよう、“最善の選択肢の提言”をコンセプトにお付き合いをさせてもらっています」(ナタヤ氏)。
また、日本人では分からないタイ人の嗜好も加味。「例えば、タイは給湯室にこだわりを持ちます。現地の文化を尊重し、使用者である人の声を取り入れることが重要です」(山下氏)。
“ヒトの気持ち”を最重要とすることで、スタッフの稼働効率を高める。これが、タタヤ設計のコンセプトだ。
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- ①②【施工事例】落ち着きとゆとりを感じさせる会議室、応接室
- ③ゆとりと居住性、集中とフローのあるオフィスを構築する同社は、プロフェッショナルな夫婦2人で創業した。「ストレスがなく、効率性を高めるオフィスを目指しています」(山下氏)
- ④⑤【施工事例】限られた空間で、開放感と高級感を両立させた応接室や、それぞれが集中できるリラックスした雰囲気のスペースなど、スムーズな動線をつくる