シチズン・マシナリー・アジア
CNC(コンピュータ数値制御)自動旋盤等工作機器の製造
「個の量産」で工作機械の未来を拓く
革新の進化型マシンをタイから世界へ
2001年、自動旋盤の製造拠点としてアユタヤに工場を設立。以来10余年、東南アジア地域をはじめとする小型精密部品加工用マシンの需要拡大に対応してきた。「東南アジアの市場は、急速かつ継続的な成長が続いている。今後は高付加価値製品へのニーズが高まると予測しており、タイ工場は、その重要な生産拠点と位置付けられている」(加藤紀実MD)。
工場設立から10年目の節目には新棟の完成により建屋面積を大幅に増床。これにより月産能力は従来の約100台から200台に倍増。グループ最大規模となった。「常に“有人化工場”を掲げ、ヒトのもつ技術やノウハウを活かしたサービスを重視してきた。そのひとつとして、受注を受ける前の“ビフォアサービス”の強化が挙げられる」(同氏)。
顧客からのニーズを的確に具現化するためにエンジニアが事前にシミュレーションする。こうしたきめ細やかなサポート体制が安心・信頼の根幹となり、製品の完成度も高めている。
21世紀のモノ作りシステムにおいて「個の量産」というコンセプトを掲げる同社は、15年4月、待望の新製品を発表する。世界中で圧倒的な支持を得ている「Lシリーズ」にモジュラーデザインという仕様を搭載した進化型で、要望に応じて機能モジュールを組み合わせ、最適な仕様の製品をタイムリーに仕上げる。
多様化する「個」のニーズに応え、高品質を「量産」することで、更なる社会貢献をめざす同社。タイから世界へ。革新的な技術開発とチャレンジによって、モノづくりの未来を大きく切り開く。