プレシジョン・ツールス・サービス(タイランド)
工作機械、工具の販売
海外25拠点を誇るグローバル展開
「顧客第一主義」でサービス強化
工作機械・工具の大手専門商社として知られる「東陽」。50余年の歴史を持ち、本社のある愛知県を中心に、国内では北海道から九州、海外は北米・欧州・アジア・豪州ほか、国内13拠点、海外25拠点などグローバルに展開している。「世界に勝てる日本のモノ作りを海外で一層強力にバックアップ」をビジョンに掲げ、1999年、「プレジション・ツールス・サービス」として、タイ進出を果たした。
主な取引先は、自動車産業を中心に電気産業などの日系企業。本社はバンナーで、ラヨーン、アユタヤ、プラーチーンブリー、チェンマイに支店を持ち、9月にはアマタナコンに充実した設備を誇る新社屋を完成させた。各拠点に日本人を常駐させ、会社方針の「顧客第一主義」の言葉通り、顧客の要望に迅速に応え、丁寧・安心のサービスを提供していく。「工場で必要とされる機械なら部品一つから、大きな機械まですべてを賄うことができます。日々顔を出している営業に声をかけていただければ、どんなものにも対応します」と話すのは、和田セールスマネージャー。まさに本社同様、「顧客第一主義」を貫いている。
アマタナコンの新社屋には、グループ内のPTSツールの工場を併設し、販売だけでなく、切削工具の再研磨業務を行い、万全のアフターケア体制を整えた。また、ショールームやワーカーの教育のためのセミナールームも完備し、さらなる顧客サービスを高めていく。現在、同社に従事するスタッフは、日本人13人、タイ人125人(2014年10月現在)。本社のポリシーでもある環境整備6S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ・しっかり)を徹底しながら、一層サービスを強化していく。