工作機械・工具の販売
プレシジョン ツールス サービス タイランド
高い技術と品質管理
顧客第一主義のサービス
日本の製造業を支える工作機・工具の専門商社として、1955年に創立した「東陽」。愛知県を中心に全国に拠点を設け、海外は北中米、欧州、アジア・オセアニアとグローバルに展開している。タイ現地法人は99年に設立。現在は国内6カ所に、拠点・営業所を構えている。
顧客のあらゆるニーズに応えるよう、仕入先は日本国内7000社、海外1200社にものぼる。多岐に及ぶ商材の中で、メインといえるのが切削工具だ。グループ会社「PTS Tool」では、特殊切削工具を製作する体制を整えているため、顧客の改善要望をフィードバックし、改良実施した製品を提供。ツールの寿命を延ばす改良を施し、生産性向上を図る提案など、キメ細かい対応が好評だ。日本人技術者が常駐しているので、不具合や加工技術の相談にも迅速に対応。また、日本から週4便発送しているので、オーダーから最短2〜3日後の納品が可能だ。他にも、ブローチとドリルの再研磨サービスを実施しており、月間1万2000〜5000本の再研磨を行うなど、高い技術と品質管理で“顧客第一主義”のサービスを徹底している。併設のショールームとセミナールームでは、同社の優れた技術や知識を披露する展示会や、タイ人ワーカー向けの勉強会を定期的に開催。製造現場が直面する課題やトレンドを盛り込んだテーマにも着目し、スキルアップや知識向上に努めている。
「今後は既存の自動車関連だけでなく他の業種も新規開拓し、今まで以上に顧客に寄り添っていきたい」と話す佐藤裕康セールスマネージャー。日系企業の良きパートナーとして、さらなるサービス拡大を図っていく。
- ①セミナールームや工具の再研磨をメインに行うグループ会社「PTS Tool」も入居する、アマタナコン支店
- ②実物を実際に製品を見てもらうことで、製品への理解を深める
- ③佐藤氏(後列左から二番目)とバンコクオフィスのスタッフ。社内のタイ人スタッフの教育にも力を入れており、「定期定時訪問」など、徹底して取り組んでいる
※この情報は2017年7月現在の取材を元にしています