タイ・バンコクのインターナショナルスクール事情
日本人に人気のおすすめインター校17選【2023〜2024年最新版】

バンコク都内には150を超える「インターナショナルスクール(インター校)」があります。カリキュラムや教育方針、校風、学費などは学校によってさまざまなので、「インターってどんな学校?」「(学校の数が多すぎて)どうやって選べばいいの?」「日本人でも入学できるの?」など学校選びに悩む人も多いのでは。今回はインター校を選ぶ基準やポイントなどを解説します。お子さんを通わせたいと考えているパパママはぜひ参考にしてみてください。

タイは日本人が勉強を学びやすい環境

タイは子どもに優しい環境であり、比較的子育てがしやすい国です。インター校でも日本語の授業を設けている学校や、英語が苦手な家族や生徒のために日本人スタッフが常駐している学校があるため、日本人でも安心して通えます。


インターナショナルスクールとは?

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インターナショナルスクールとは主にその国に在住する外国人の子どもたちや母国語が英語ではない現地の子どもたちが英語を学ぶための学校です。教員は外国人で、授業のほとんどが英語です。バンコク都内には幼少期から英語を学べるインター幼稚園、幼稚園から小・中・高一貫のインター校など、さまざまな学校があります。


気になるギモンQ & A!

タイではじめてインター校に通うとなると何をすればいいのかわからないことも多いはず。気になる疑問は事前に解決しておくと安心です。

Q

いつ頃から学校探しを始めればいいの?

A
タイへの赴任や渡航日が決まったら、なるべく早い段階で情報収集をはじめることが大切。遅くとも半年前には始めるのが良いでしょう。 また、入学時には日本で在籍していた学校の成績証明書や通知表などの提出が必要となるため、前もって準備しておく必要があります(詳細は各校へ問い合わせください)。

Q

どうやって学校を探したらいいの?

A
「学校の特色と子どもの特徴に合った学校」を探してみましょう。バンコク都内だけでも150を超えるインター校があるため、ある程度の目的や基準、条件などを絞っておかないとその分時間や労力がかかってしまいます。日本からも学校のサイトを通じて問い合わせてみましょう。
学校の探し方 ※一例
  • 在住者向けの学校情報まとめサイトをチェックする
  • 実際に通っている人の口コミや評判を聞く
  • 気になる学校に直接問い合わせる

Q

インター校の新学期はいつから始まるの?

A
新学期は8月から始まるのが一般的で、2学期制(8〜12月/1〜6月)と3学期制(8〜12月/1〜4月初旬/4〜6月)があります。

Q

英語力がないと入学できないの?

A
英語力が必須ということはありません。ただし、名門校への入学やある程度の年齢(小学校高学年、中学生や高校生)になると、高い英語力が求められる可能性があります(学校によっては入学試験《英語の筆記テストや面接など》が行われることも)。また、保護者は日本人スタッフや日本人教員が在籍していない学校では英語で対応することになるため、少なからず英語力があると安心です。

Q

インタースクールへ通うメリット・デメリットは?

A
まずはインター校に通うことで「英語力」を身につけることができるということ。日本人以外の友人が増え、様々な価値観や多様性を受け入れられて国際感覚を養うことができます。また、将来英語圏への留学を希望する場合、有利になるでしょう。 一方で、インター校の授業は基本的に英語で行われるため、日本語や漢字の読み書きのフォローなど、日本の教育に合わせた勉強が必要になるケースも。また、「インタースクールは学費が高め」という点も少なからず念頭に置いておく必要があります。

学校選びのポイント・基準

海外で通う学校を選ぶといってもどのように比較し、選べば良いか分かりません。次に挙げているポイントや基準を参考に家庭や子どもに合った学校を探しましょう。


カリキュラム

導入されているカリキュラムはアメリカ式、イギリス式(詳細は下図)の学校が多く、国際バカロレア(IB)、シンガポール式、オーストラリア式など色々な教育システムの学校が揃います。

アメリカ式

アメリカ式は日本と同じ小学校6年間、中学校3年間、高校3年間で構成され、大学進学のための受験準備が中心のカリキュラム。卒業証明書が世界各国の大学進学に必要な教育を修了した証明となり、大学の進学を希望する生徒のみSAT(全米共通の学力評価試験)による試験を受けます。

イギリス式

イギリス式はIGCSE(国際中等普通教育証明書)やIB(国際バカロレア)などの単位取得を目的としたカリキュラム。幼稚部、初等部、中高等部、大学進学準備教育過程など、2〜3年で学習段階が区切られ(Key Stage)、必修科目と学習内容が定められているのが特徴。


インター校学年分け対比表

年齢 日本 アメリカ式 イギリス式
3-4 幼稚園 Nursery Nursery
4-5 幼稚園 Pre-K Reception
5-6 幼稚園 Kindergarten Year 1
6-7 小学1年 Grade 1 Year 2
7-8 小学2年 Grade 2 Year 3
8-9 小学3年 Grade 3 Year 4
9-10 小学4年 Grade 4 Year 5
10-11 小学5年 Grade 5 Year 6
11-12 小学6年 Grade 6 Year 7
12-13 中学1年 Grade 7 Year 8
13-14 中学2年 Grade 8 Year 9
14-15 中学3年 Grade 9 Year 10
15-16 高校1年 Grade 10 Year 11
16-17 高校2年 Grade 11 Year 12
17-18 高校3年 Grade 12 Year 13

校風・教育方針

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学校全体の雰囲気は明るく、先生や窓口スタッフの人柄など、日本人が通いやすい学校かどうかチェックしましょう。また、「勉強重視」「スポーツに力を入れている」「勉強も運動もバランス良くのびのびと学べる」など学校ごとで教育方針が異なります。



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