SG SAGAWA (THAILAND) CO., LTD.

SG佐川タイ

国際輸送（航空・海上・陸送）、国際宅配便、国内輸送、倉庫保管・物流加工

縞シャツが“高品質な物流サービス”の証
ASEANを結ぶ複合一貫物流で快進撃

宅配便大手の佐川急便を傘下に持つ物流グループ「SGホールディングス」。海外展開を加速させる同社グループのグローバルネットワークは、すでに、アジアを中心に24の国と地域に、１０0を超える法人を有するまでに成長。現在も、高品質な物流サービス＝“ニッポン”ブランドを武器に、高品質な物流サービスの証である“縞シャツ”の快進撃は続く。同社が満を持してタイに進出したのは2005年、80年代末創業の物流合弁会社への資本参加を通じてのもの。事業内容は、国際航空・海上輸送、国際宅配便、タイ国内配送に加えて、保管・流通加工など、国内外複合一貫輸送を提供する。拠点となる倉庫は、タイ国内に３ヵ所。なかでも、１５年に竣工・稼働したバンナーDC（配送センター）は、タイ東部に点在する各工業団地と大消費地バンコクの中間点に位置し、スワンナプーム国際空港、レムチャバン港を活用できる交通至便な多目的型倉庫だ。最大の特徴は、冷凍・冷蔵設備、空調スペースを完備するほか、荷物を小分け（物流加工）し、量販店や小売店（BtoB）へ配送する機能を備えている点だろう。現法トップの松原能文社長が、「ニーズに親切丁寧に応え、高品質な物流サービスを提供することが使命です」と言うとおり、タイの地でも物流に付加価値を提供するサービスは健在だ。ASEAN経済共同体（AEC）の発足を前に、域内のクロスボーダー輸送はお手のもの。「将来的には小口配送（BｔoC）も視野に入れています」と次なる戦略を見据える。基盤は整った。近い将来、成長を遂げるASEANを闊歩する縞シャツの姿が浮かぶ。

※この情報は2015年11月現在の取材を元にしています

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