最良の不動産をタイに
真の日タイ融合物件を提供します
Executive Director
Wichai Chula-Olarnkun (KENNY)
ウィチャイ チュラ−オーラーングン (ケニー)
賃貸住宅着工戸数で日本トップレベルの信和不動産。グループにゼネコンを保有することで、技術・工法に強みを持つ。タイ進出、初の案件でパートナーとなったW-SHINWAのCEOで、現在は、現地法人Executive DirectorのWichai Chula-Olarnkun氏をインタビューした。
不動産会社は未経験と伺いました
当初は、ゴルフボールを製造する会社を約20年ほど続けていました。当時は、マーケティングに力を注ぐことで飛躍的に成長をさせたと自負しています。最終的には世界23カ国へ輸出し、世界中の企業や知人とネットワークを構築しました。この経験がいまだに生かされている点が大きいですね。信和不動産との関係は2016年に遡ります。
ちょうど、世界最大級の国際不動産見本市MIPIM(不動産プロフェッショナル国際マーケット会議)が日本で開かれていたのですが、そこで多くの企業と出会い、連絡を取る中で信和不動産のタイ進出への意気込みと日本での実績を知ることで、いつしかJV(ジョイントベンチャー)を組もうという話が進んでいきました。
そして、16年8月には、W-SHINWAというJV会社を立ち上げ、第一号プロジェクトとなるコンドミニアム「RUNESU Thonglor 5」を17年5月に発表しました。
すぐに完売したそうですね
おかげさまで、来年6月の竣工を待つばかりです。RUNESUには、信和グループの分譲マンション「ドルチェ・ヴィータ」のアイデアが詰まっています。そのひとつが、「ルネス工法」です。これは、逆梁という逆転の発想により、従来工法ではデッドスペースになっていた床下に広大な有効空間を創出します。
また、在来工法では1層であるスペースを、居住空間と床下空間の2層構造にすることにより、専有面積を拡大することなく、空間の立体的な活用で実質的な生活面積を広げるんです。他にも、自然の素材にこだわった「無添加のお部屋」があります。これは、ホルムアルデヒドを含む接着剤を一切使用せず極力、自然の素材にこだわることで、アレルギーをお持ちの方に優しいお部屋となります。昨今のタイには、多くのコンドミニアムが建設され、素晴らしい物件も数多くあります。ところが、まだまだ無駄なデッドスペースや材質へのこだわりが希薄のものが多いです。
W-SHINWAのCEOを退任されたそうですね
正直、JVを組んだ当初はRUNESUプロジェクトで終わりにしようと考えておりました。ところが、信和不動産との繋がりが深まるにつれて、不動産開発の奥深さに惹かれ、最後は山部友康さん(現信和不動産タイランドのマネージングダイレクター)に誘われ、移籍する形で現在に至ります。
第二弾プロジェクトは?
「鍊スクンビット39(Ren Sukhumvit 39)」ですね。「鍊」は「錬」の旧字体ですが、練りあげて良い物をつくるや、磨き上げ、洗練された物件を建築するという意味を込めています。ルネス工法は当然ですが、新たな試みとして、ペットと快適に暮らせる、タイ唯一の物件を目指しています。すべての動線は、ペットと飼い主のために考えられ、ペット用の窓や出入口などタイ初の試みが随所に散りばめられているんです。
自ら料理をされると伺いました
高校卒業後、当時アジアNo.1の先進国だった日本に留学をしたんですが、お金がなく、父から教わった簡単なタイ料理を作って凌いでいました。そこから、料理本を買い、どんどん料理の楽しさを覚えてしまったようです。その影響か、息子は、パリ発祥の料理教育機関のル・コルドン・ブルーを卒業し、今では料理人として働いています。また、娘はマーケティングに興味を頂き、ロンドンにある大学院を卒業後は、マーケティング会社に入社しました。2人共、少なからず私の影響を受けたようですね。おかげさまで、今では好きな仕事をしながら、週末は妻とペットとゆっくりと過ごせていますよ。
SHINWA REAL ESTATE (THAILAND) CO., LTD.
02-641-6619
399 Interchange 21 , 21th Floor, Room No.16 Sukhumvit Rd., Bangkok
www.shinwarealestate.co.th
大阪・東京を中心にマンションをはじめとした住まいをつくる信和不動産株式会社のタイ現地法人。1プロジェクト1JV方式でタイで不動産開発を進めている