プラスチック射出成型用金型の設計・製造、試作成型
スカイ・ド タイランド
タイ“金型”業界の至宝
設計・製造、メンテ、成型加工を一貫
「長年金型に携わり、タイ在住も20年を超えました。会社立ち上げ7年で400型の実績は悪くないと思います」と振り返るのは、2010年にプラスチック射出成型用金型の設計、加工、試作までを一貫して請け負うSKY-DO(スカイ・ド)を立ち上げた市田宗一郎マネージングダイレクター(MD)。
同社の強みは、社名に表されている、S(スピード)、K(根気)、Y(やる気)、DO(行う)の4つだ。市田MDが「メーカーのサプライヤーに属さない完全独立企業だからこそ、急な依頼や無理難題に対応できる強みがあります」と語るとおり、常に短納期を義務付け、普通は断られる案件を最短2週間で納品する荒業もやって退ける。またモールベース・電極・インサート加工など、各工程の加工に対応し、金型設計の2D、3D全てを提出できるという。
インサート材は、アルミ、P20、NAK80、SKD11、スターバックスなど実績も豊富で、焼入れ材料も常備在庫を保有。信頼の証は、金型製作において、常にT1で100%OKを目標にしている点だろう。「おかげさまで、設立7年で自動車、家電、OA、建築、玩具など50社以上とのお取り引きができています」。
17年には、3Dプリンターを導入し、試作品製作も請け負うことで、ニーズへの対応の幅を拡大。スタッフの半分以上は金型経験10年以上のベテランで、同社生え抜きも多い。「タイの金型については、何でもご相談ください」との言葉には、実績と経験に裏打ちされた重みを感じずにはいられない。
- ①金型歴10年の戦士も揃う自慢のスタッフ
- ②3Dデータから試作品を製作。ABS、HIPS、ガラス、PETGなど多種に対応。最大造形サイズは、200×200×180mm
- ③2016年度では100型製作の実績を持つ
※この情報は2017年10月現在の取材を元にしています