タイ中西
物流関連機器の開発・カスタマイズ及び販売
NKCの次なるステージは
飽くなき“無人物流への挑戦”
運搬機・ストッカー・AGVからコンベアに至る、あらゆる先進的な産業機器の開発とカスタマイズで物流業界をサポートする中西金属工業輸送機事業部のタイ法人「タイ中西」。1988年の設立以来、タイをはじめとするアジア圏の日系自動車・電機メーカーの生産現場で活躍する物流機器を提供し、顧客の要望に沿った開発・カスタマイズを行うことで、生産工程の高効率化に貢献している。
特に生産ラインそのものであるコンベアは、「世界に止まらないコンベアを提供する」をテーマに、高い技術精度から他の追随を許さない主軸製品。納入後のきめ細やかなメンテナンスも同社の強みで、それはベアリングリテーナーの生産から始まったコンベアを扱う企業として60年超の歴史を誇る、同社の技術力・営業実績が結集した分野でもある。
現在、タイ国内メーカーの生産現場や、本格的な事業拠点のないベトナム、フィリピンなど、新市場の開拓にも着手。また、バッテリー式の小型フォークリフトや牽引車、無人搬送機、ローリフトといった搬送車両の販売を行う関連企業「KOLEC(コレック)」の拡販も進めている。小回りが効くうえ、排ガスの心配のいらない小型搬送車両は、今後、物流現場の環境を変貌させる可能性を秘めている。
そして、技術に裏打ちされた長年の実績を背景に同社が次に目指すのは“無人物流への挑戦”。コスト削減はもちろん、正確性・安全性、かつ環境にも配慮した無人物流は、最適な“物流”を独自の“流儀”で提案・実現する同社の“物流儀”を体現するものでもある。
将来の確かなニーズを見据え、NKCは新たなステージに向かっていく。
- ①無人フォークリフト「ROBO Fork15」(中央)、自動床洗浄ロボット「ROBO Cleaper」(右上)。無人倉庫の「ROBO Carry Rack」(左)では、FGV(右下:Free Guide Vihicle)を使用した入出庫を行うため、工場の無人化に最適
- ②KOLEC製の搬送車両。乗用型牽引車の「DTPMシリーズ」、「DSPM」シリーズ。右はカウンター式フォークリフト「FXシリーズ」
※この情報は2016年12月現在の取材を元にしています