タイ シンワ エコー
電気亜鉛めっき及びオーバーコート
安心の亜鉛めっき専業メーカー”品質第一主義”を飽くなき追求
電気亜鉛めっき一筋45年。1970年創業の専業メーカー「新和エコー」(埼玉県三郷市)の100%出資タイ法人タイ シンワエコーは、2011年11月にタイで設立。当時は、ネジ、ボルト、ナット、プレス品といった自動車向け部品メーカーが、タイに相次いで進出していた。「タイでも日本と同等の、高品質のサービスが欲しい」との要請を受け、初めての海外進出を決断。翌年3月、ラヨーン県のアマタシティ工業団地内に土地を購入。竣工後の2013年3月に操業を開始した。
敷地面積6.1ライ(約9760㎡)の用地に3252㎡の建屋。現在、ここにめっき装置2ラインを配備する計画で、24時間のフル操業を視野に入れる。ベーキング炉をインライン化した「全自動連続ベーキング炉付バレル回転式亜鉛めっきライン」の導入は、タイではまだ実例が少ない。何よりも“品質第一主義”を飽くなき追求している。
また、全自動オーバーコート(トルカー、フィニガード等)ラインも完備。クライアントのリクエストに応じて、さまざまなオーバーコート処理が可能。青、赤、黄などのカラーコート(染色処理)にも対応し、まさしく亜鉛めっきのスペシャリストといえるだろう。ゆえに品質、納期、RoHS問題などの相談案件も多く、試作品も受け付けているため、性能試験の結果を加味した上で判断することができる。
山下修ゼネラルマネージャーは 「今後も技術向上を目指し、多様化するニーズにお応えするべく、努力していきます」と述べ、話を締めくくった。
※この情報は2015年7月現在の取材を元にしています