タイヨコレイ
食品の冷蔵・冷凍保管及び低温輸送サービス
バンパコン第2物流センター開設!
「ヨコレイ品質」をタイでも展開
タイの経済成長に伴い、国民の食生活は大きく変革した。所得水準の向上に加え、スーパーや外食チェーンの増加に伴い、食品に対する品質と安全性を求める考えが浸透。他国への食品輸出量が増大していることもあり、タイにおける低温物流ニーズは日に日に高まっている。将来を見越して、横浜冷凍が他社に先駆けてタイに進出したのは1989年。低温物流のインフラ整備を目的としたタイ国政府投資委員会の奨励事業として始まった。順調に拠点を増やし、2013年12月にワンノイ第2物流センターを、15年8月にはバンパコン第2物流センターを設立し、現在は計5拠点体制で事業を展開している。一方、タイ国内における事業を拡大するため、近年、2社の子会社を設立した。11年12月に食品専門の低温輸送会社ベスト・コールド・チェーン(BCC)を、13年7月には食品販売を専門とする「YOKOREI CO., LTD.」を設立。保管から販売までワンストップで行えるコールドチェーン体制が確立された。同社を語る上で欠かせないのが日本で60年以上培ってきた技術とノウハウを元に構築された独自の品質基準「ヨコレイ品質」だ。どれだけ大きな倉庫や効率的なルートを持っていても、実際にそれを運用するのは「人」。社員荷役を基本と考え、荷物の取扱いに対するガイドラインをタイのローカルスタッフにも浸透させ、現場のオペレーションにおいて、高い付加価値を生んでいる。ハード、ソフトの両面で、タイにおける低温物流を成長させること。この分野のリーディングカンパニーでは、そんな矜持を胸に業務の拡大を続けている。
URL: www.thaiyokorei.co.th
E-mail: nozaki@thaiyokorei.co.th
※この情報は2015年11月現在の取材を元にしています