TISI タイランド
官公庁、大手企業向けシステム・アプリケーション開発・運営・管理及びERPパッケージ導入サポート
日タイで、信頼と実績を持つ３社が融合
IT市場で“一日の長”がある唯一無二の存在
システムインテグレーション（SI）専業で、日本トップクラスのTISが、タイ進出（2014年）の際に選んだ手法は、“インアウト”（日本企業による現地企業のM＆A）だった。製造業を中心とする大産業集積地であるタイは、経済発展とともにローカル企業も台頭。企業間競争が激化し、勝つためにはITによる事業効率及び生産性の向上が不可欠になりつつある。
拡大、かつ価値が高まるタイIT市場。とはいえ、日本で実績・経験を持つ同社といえど、今からでは後発組。グローバルビジネスの世界では、ゼロ（独自）から構築するよりもインアウトの選択肢は常套手段。しかも選んだタイ企業が、MFECと I AM Consultingというから抜かりはない。MFECは、タイでは言わずと知れたIT業界トップクラスの上場企業。官公庁の大型案件やタイ最大企業のPTT（タイ石油公社）をはじめ、名だたる企業のシステム構築・運営管理を手がけ、まさにタイのITインフラを構築してきた立役者。また、I AM Consultingはアプリケーションに強みを持ち、いまや世界標準のERP（業務効率・経営の最適化）パッケージ型ソフトウエア「SAP」で、クラウド型案件の実績も豊富に持つタイNo.1のSAP導入コンサルティングファーム。つまりは、進出時点からタイIT業界のトップクラスに肩を並べたわけだ。
TISからMFECに出向する北村敦セールスマネージャーが、「実績もありますが、タイIT業界でトップクラスなので、優秀なエンジニア（リクルート）が揃います」と話す通り、社員数は1500人を越え、ITの各分野のエキスパートがチームを組む選手層の厚さは折り紙つき。３社のユニットに死角はない。
※この情報は2016年01月現在の取材を元にしています
