トウカイ ゲージ テクノロジー
ゲージ、治具の設計・制作
構想設計から手がける高精度ゲージで
製造現場の効率化と品質強化をサポート
単測から穴位置・面位置測定用の大型組立まで、高精度なゲージを設計・製作する「TOKAI GAUGE TECHNOLOGY」。名古屋に本社を構え、60年以上に渡りゲージの専門メーカーとして日本のモノづくりを支えてきた東海挾範と、アメリカ・デトロイトにあるINTRA社、さらにはタイで専用機の製作を手がけるA.I. TECHNOLOGYの3社合弁により、2004年に設立。各社が培ってきた技術やノウハウだけではなく、品質保証に携わる企業としての誇りも受け継いでいる。
同社のゲージは量産製品の検査のみならず、切削工具の寸法確保の検査ツールとしても広く使われ、大手自動車・二輪車メーカーをはじめ、家電や半導体メーカーなど、取り引き先はタイ国内だけで約100社にも及ぶ。
顧客の要望を汲み取り、構想設計から携わることで、あらゆるニーズに応えられるのが同社の強みだ。「ユーザーからの希望をベースとし、作業者による測定誤差、検査の時間短縮に有効なゲージ製作を念頭に置いています」と語るクラショク・マネージングダイレクター(以下MD)。東海挾範、INTRAのアドバイザーも常駐し、タイの製作現場において、日本製に劣らぬ技術と精度で、加工現場の技術向上や各工程の効率化に大きく貢献しているという。
2007年にはISO9001:2008、10年にはISO14001:2004を取得し、品質、環境に対する国際基準を満たしている。また、現在もISO/IEC17025取得を見据え、18年内には校正機関としてさらなる信頼性の高い企業となる努力を続けている。目標を常に高く掲げ、前進し続ける企業姿勢が今後の飛躍を約束する。
※この情報は2016年08月現在の取材を元にしています