TOKYO SANGYO (THAILAND) CO., LTD.

東京産業（タイランド）

組立・加工・自動化・検査機器などの販売・サービス

企業は人なりを体現。日本語で専門用語
ニーズを吸い上げる“スーパータイ人”

創業65年を超える機械専門商社「東京産業」。自動車業界向け組立・加工設備、化学・食品プラント向け生産機器や環境設備など、さまざまな設備機器の国内外取引を展開し、顧客から“信頼”を勝ち得てきた。近年では、中国、東南アジア、メキシコでの取引を拡大。タイ進出は2011年と決して古くないが、顧客にとって“痒い所に手が届く”提案力で、確実に顧客を増やしつつある。強みの一端を担うのが人材力。新規案件の獲得率を上げ、また既存客が抱える課題を見つけて、解決策を提案する。そのためには、顧客の声を吸い上げ逃がさない、質の高い人材が必要だ。そのため、現地法人トップの大澤潤二郎マネージングダイレクター（以下MD）が「弊社のタイ人スタッフは、日本語に長けた女性です。製造現場に張り付き、専門用語が飛び交う現場で日々、顧客の悩みや要望を聞きに行っています」と話す通り、同社には一般の通訳とは一線を画す、極めて専門性の高い人材が揃う。「そういった『人財』を当社では、“スーパータイ人”と呼んでいます」（松浦雄馬マネージャー）戦略は見事に当たった。専門用語を的確に理解する上に、女性の気配りが奏功し、現場からの人気は上々だ。顧客が目指すのは、今や省人・省力化だが、人材不足や日々の業務多忙を理由に、着手できないでいる。だからこそ、現場を理解できるスーパータイ人が重宝される。さらなる基盤強化を図る同社（現法）は、日本人エンジニアの玉置哲朗チーフテクニカルオフィサーを増強。深い所での技術提案力も増してきている。まさに東京産業＝人財力である。

※この情報は2015年9月現在の取材を元にしています

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