東京精密(タイランド)
計測機器の輸入販売及び保守サービス
高効率測定のご提案
導入後の測定機運用をチームがサポート
「共に成長する」という意味のACCRETEと、TECHNOLOGYという言葉からなる合成語「ACCRETECH」をコーポレートブランドとする東京精密は、世界No.1の製品を創造する成長企業。1949年に創業、計測機器と半導体製造装置を2つの柱に事業を拡大してきた。タイ進出は2010年。米国、韓国、中国などに拠点を構えた後のことだった。代理店を通じて10年ほど前から市場参入は進めてきた。日系企業の進出が進むタイで、「お客様の顔が見えるポジションにいることが必要」(小松崎聡GM)という判断から設立となった。
タイ事業は精密計測機器の販売・保守サービスが中心。取引先の80%以上は日系企業だが、今後はローカル市場への浸透も重視していく方針だ。部品精度が強く求められる中で、自動車業界を中心にローカル企業も測定機器を設備する必要に迫られている。「このチャンスにしっかりと応えていきたい」と販売担当の角北貴志マネージャー。そのためには認知度の向上が何よりも必要と判断した。昨年11月には、バンコクのイベント施設で開かれた金属加工・工作機械等の展示会「METALEX2014」に出展。主力製品の一つで、表面粗さと輪郭を同時に測定できる統合測定機「サーフコムNEX」をPR。その多機能をアピールした。
測定機運用サポートにも力を入れている。「運用を見直し、測定効率をUPさせたい」といった顧客の声に応えて一昨年、アプリケーションチームを立ち上げた。単なるメンテナンスにとどまらない総合的なサポート体制。「自動化などの提案も積極的に行っていきたい」と角北マネージャーは話した。