飲食店や屋台が数多くあり、外食文化が根付いているタイ。一方、近年は特に都市部で、フードデリバリーの利用者数が増加しています。同市場の１位は、世界約20ヵ国に進出している「Foodpanda」。ウェブサイトまたはアプリで注文可能で、飲食店から直接届けてくれます。国内の提携店舗は、約1000店以上。バンコクのほか、パタヤ、ホアヒン、チェンマイでもサービスを提供しています。2位はチャットアプリ「LINE」とタイのNo.1飲食店紹介サイト「Wongnai」が共同で開発したサービス「LINE MAN」。店舗型の飲食店以外に、屋台の商品も届けてもらうことができます。また、フードデリバリーだけでなく、メッセンジャーや買取サービスも行っています。2017年1月には、海外市場を席巻している「UberEATS」がタイに上陸。デリバリー市場はますます激化すると予想されています。
PROFILE：Foodpanda
2012年設立。Foodpanda （Thailand） Co., Ltd.が運営。料金は40B〜。世界で約4万6000店舗と提携している。
PROFILE：LINE MAN
2016年設立。チャットアプリ「LINE」を提供する LINE Company （Thailand） Ltd.が運営。料金は48B〜。
