頭隠して尻隠さずな容疑者
先月25日の夜、中部ノンタブリー県から北部パヤオ県の警察署まで護送途中のギアットカチットポン容疑者(23)が、ピサヌローク県のガソリンスタンドでトイレへ行きたいと訴え、そのまま逃亡する事件がありました。第6管区地方警察はピサヌローク県の警官と協力し、50人体制で容疑者を捜索。しかし、どうしても見つからなかったため、国境警備警察に連絡し、警察犬の出動を依頼しました。警察犬は容疑者の所持品である靴下のニオイを嗅ぎ、ガソリンスタンドの周囲を捜しました。すると、トイレ裏のロッカーで警察犬が吠えるのを聞き、警官が駆けつけると、隠れていた容疑者を発見。しゃがんで、顔を見られないように白いモップを被っていましたが、首から下が丸見えで、警察はすぐ逮捕しました。事件を解決に導き、お手柄のベラス(警察犬)でした。